2021年4月~2024年3月 主査:宮本智之(東京工大)
現在、通信の無線化進展の一方で、給電配線が機器の無線化を制限している。既存の無線給電方式も存在するが、サイズ、給電距離、高周波ノイズなどの課題から適用範囲が狭い。光無線給電はこれらの課題を解決しうる方式であり、その進展は今後の社会・経済の革新も期待させる。本専門委員会では、新しいレーザー応用として、機器の無線給電化を実現し、その適用拡大を可能とする光無線給電について、要素技術、応用技術、応用システムに関する現状、課題、および将来動向を調査し、本分野の発展に向けた対策案を明確化することを目的とする。