2025(令和7)年度より、レーザーの原理・装置から安全までをカバーしたレーザー基本セミナーを関西にて開催いたします

第1回 夏季レーザー基本セミナー ~原理・装置から安全まで~
開催日時:2025年7月17日 10時-12時 ※光・レーザー関西2025(7/16-17)と同時開催
開催場所:マイドームおおさか 8F 第1会議室
(大阪市中央区本町橋2番5号)※オンラインの対応はございません
受講料:22,000円(消費税込)
申込方法:以下のサイトよりお申込・決済をお願いします
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02qj9mgrzcf41.html
申込期限:7/11(金)17時
募集人数:30名  ※定員になり次第締切ります

【プログラム】

10:00-10:50
セミナー1
レーザーの基礎
時田 茂樹 氏(京都大学 教授)

レーザー光の特性やレーザー装置の構造について全く知らない方を対象とした基礎セミナーです。

まず、光の波長、振幅、偏光といった基本的な概念を紹介し、自然光とレーザー光の発生原理とその特性の違いを説明します。その後、レーザー装置の基本構造や代表的なレーザーの種類を取り上げ、どのようにレーザー光が生成されるのかを理解できるようにします。さらに、レーザー光を扱う上で重要となるビーム光学の基礎として、レーザー光の集光、回折限界、ビーム品質などの概念についても解説します。

また、連続波(CW)レーザーとパルスレーザーの違いについて説明し、用途に応じた使い分けのポイントを紹介します。さらに、レーザー装置の仕様表の見方や、レーザーを安全かつ効果的に運用するために必要な基本知識についても触れます。

本セミナーは、「光は電磁波である」といった程度の一般的な知識をお持ちの方なら、どなたでも理解できるよう、数式を用いずに平易な言葉で説明します。レーザーを初めて学ぶ方にも、実例を交えながらわかりやすく解説し、実務や研究に役立つ基礎知識を身につけていただくことを目的としています。

 11:00-11:50
セミナー2
レーザー安全の基本
橋新 裕一 氏(オフィス橋新 代表 / 元・近畿大学理工学部 教授)

新規のレーザー応用製品が登場し、一般消費者向けの製品も増えてきました。
レーザーの波長は紫外から赤外に亘り、そのパワーは高出力化・小型化が進み、値段も安価になってきました。しかし、レーザーの発展・普及に伴い、レーザーによる事故・事件も多くなってきています。

これまでは教育機関、研究機関、製造会社などのレーザー取扱者が傷害を被る事故でしたが、最近では一般消費者の事故や事件が頻発しており、看過できなくなってきています。レーザーに対する安全意識を高めて、適切な安全対策を施し、安心してレーザーと関わって頂くことを願っています。レーザーの持つ性質を、太陽光や一般光源と比較して説明します。

レーザーに対する危険感受性を高めるため、レーザーが目や皮膚に与える影響について解説します。

JIS C6802「レーザ製品の安全基準」は「レーザ製品の安全」に名称変更して改正作業が進められています。IECおよびISOを含めた標準化作業から、レーザー安全の考え方を説明します。

【受講料、申込方法など】

受講料 22,000円(消費税込)
※資料、領収書は当日の受付時にお渡しします。入室前に必ず受付を済ませてください
セミナー1、セミナー2を単独で受講することもできます
単独受講の場合、受講料は13,200円(消費税込) となります
申込方法 以下のサイトよりお申込・決済をお願いします
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02qj9mgrzcf41.html
申込期限 7/11(金)17時
募集人数 30名  ※定員になり次第締切ります
キャンセル規程 お客様のご都合による解約はお受けできません
入室前受付 9:30より受付開始します
但し、セミナー2を単独受講の場合は、10:30より受付開始
問い合わせ先 一般社団法人レーザー学会事務局
(06-6878-3070、lsj-admin[at]lsj.or.jp)